エイジレスのすすめ

女性にとって「いつまでも若々しく、美しくありたい」っていうのは必ず願う夢だと思う。

でも、興味はすごくあるのに情報がありすぎて結局のところどうしたらいいのかわからないって人も、多いと思います。

僕はそんな、いわゆるエイジレス、アンチエイジング、について調べています。

エイジレス、アンチエイジングっていうのは、加齢とともに避けられないと思っていたココロや身体の老化を防いで若返ろうってことなんです。

でも、正しい方法や知識がないと、人の身体は正直だから、いい方法も悪い方法もダイレクトに反応してしまいます。

逆に見た目年齢が上がってしまったり不健康になったり……。

だから僕は、だれもが本来持っているもので生かすことができるはずの「いつまでもナチュラルな若さと健康な輝きを保つ」エイジレスのノウハウを、提案していきます。

活性酸素(フリーラジカル)とは?

最近、化粧品の広告などでもフリーラジカルや活性酸素という言葉をよく目にします。

活性酸素(フリーラジカル)とは、からだを活性化する酸素のことではなく、ガンなど重大な病気や、老化を早める原因の一つとなっている酸素のことです。

お肌の老化にも健康にも影響を与えるフリーラジカルとは、いったい何でしょうか?どんな物質なのかを調べ、対策を考えましょう。

私たちの体内に入った酸素の一部が、なぜかタンパク質などと結びついて酸化してしまうことがあります。おおざっぱにいって、これが「フリーラジカル(活性酸素)」ですが、もう少し化学的に述べると次のようになります。

酸素は、まず体内に入り他の物質と結びつく過程で、電子を1個余分にもらうことがあり、スーパーオキサイド・アニオンと呼ばれる、大変不安定で反応しやすい酸素(フリーラジカル)に変わります。

これが活性酸素の母体となり次々と他の物質と反応して、過酸化水素、ヒドロキシラジカルなどの第一次活性酸素を産生します。そしてさらに、この第一次活性酸素は脂質などと反応して、過酸化脂質や各種酸化物質をつくり出すのです。

私たちはこれらを一括して「活性酸素」と呼んでいます。

活性酸素(フリーラジカル)の影響

それでは活性酸素が身体にどのような影響及ぼすか、診てみましょう。

私たちは酸素がなくては生きてゆけません。活性酸素も同様で、主に外部から侵入してきた細菌やウイルス、化学物質などを撃退する役割をもつ、いわば身体のガードマン。

しかしそれだけに毒性が強く、過剰な活性酸素は細胞を破壊しDNAを傷つけ、身体の老化はもとより炎症や成人病、心筋梗塞や脳内出血といった大病、ガンまで、あらゆる病気の元凶となっているのです。

フリーラジカルと結合した脂肪酸は「過酸化脂質」と呼ばれる有害な脂質に変化します。この過酸化脂質はいったん生まれると、過酸化がドミノ倒し式に進み、細胞膜に埋め込まれているコレステロールやタンパク質も酸化の巻き添えにします。このような酸化物はそれ自体に毒性があるだけでなく、本来の役割を果たせなくなり、大変有害です。

さらに、活性酸素と紫外線の連携プレーにより、単に肌にシミやソバカスをつくってしまうだけでなく、皮膚に深いシワを刻み込みます。最悪の場合には皮膚ガンなどの要因と言われています。紫外線が皮膚に当たると、実はその当たった部分に“活性酸素”が発生して、細胞を酸化してしまうのです。そして酸化の害がそれ以上広がらないように食い止めようと、“メラニン色素”が活躍するのです。結果できてしまうのがメラニン色素=シミというわけなのです。

抗酸化でエイジレス

人間は空気を吸って生活しています。

空気の21%は酸素です。酸素は体の中で栄養素と結びついてエネルギーを作り出します。ところが体の中に入った酸素がすべてエネルギーを作るために使われれば良いのですが、活性酸素(フリーラジカル)のところでお話ししたとおり、使われなかった分は酸化してしまいます。

ほとんどの病気や老化はこの活性酸素が原因で起こっているのです。簡単に考えると「さび付いた状態」になるということです。金属にさびが出た状態を想像してください。それと同じ現象が体の中で起きると考えてください。

一度酸化がおき始めるとどんどん連鎖反応で進んでしまうのです。抗酸化とは、このサビから身体を守ることで病気を未然に防いだり老化の速度を落とすことです。

活性酸素を防ぐ物質がたくさん含まれているのは植物です。植物は、毎日紫外線を浴び、このため植物の体内には大量の活性酸素が発生しており、植物の体内では絶えずこれと戦っています。

この為植物の中にこそ、活性酸素を防ぐ物質がたくさん含まれているのです。植物には、活性酸素の害から身を守る物質や、薬草のように病気を治す(薬理作用)物質などが含まれています。